保津峡の秋(#004)

清滝川との分岐の辺り

撮影日:2014/11/28 機種: PENTAX K-x ISO: 800 露出: 1/100 秒 絞り: 7.1 焦点距離: 18mm

あの・・地図で見るとね 保津峡から嵯峨野って大したこと無いんですよ

でも 上りが続く山道だし
けっこうキツイですね

ふつうあんまり歩く人って 紅葉シーズンでも居ないんだと思います(笑)

で 今回は 嵯峨野までの中間点くらい

清滝川と別れる分岐の辺りです

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清滝川の分岐からは愛宕山の入り口となっていて
ここを超えれば 愛宕念仏寺へ行くことが出来るようです




   

あと少しですから頑張りましょう




清滝川との分岐の手前に トンネルがあって 右に旧道っらしき道があります
こういうの見ると どうしても入ってみたくなるでしょう





眼下には清滝川が広がります
私の足元から 右手方向に流れ 保津川に流れ込んでいます

山からの斜面に飯場のような建物が連なっていますね
建物は ボロボロですが ちょっと気になる施設です






 


トンネルを抜けると 落合橋
その下には 保津川へ合流する 清滝川

落合橋をわたって すぐに右手に坂道があります
途中には芭蕉の句碑









清滝や波に散り込む青松葉・・・芭蕉

1694年10月12日大阪は南御堂前の花屋仁右衛門の裏座敷で51歳で客死しているそうだが この句は 死の3日前の句だとか






   
避暑のための川遊びの施設でしょうか
川にそってハイキングコースになっていて
渡月橋まで行けるらしいので 夏場は賑わうのかもしれません




夏は きっと涼しいのでしょう

芭蕉が読んだ清滝の青松葉この地にはありません

何を 青松葉に見立てたのでしょう

それは 桃青と称した 芭蕉自身であると言われています

病に倒れ 死を覚悟した芭蕉が 波を人生に
そこに散っていく 青松葉として 達観とも思える境地で表現している

そう思うと この 保津峡から嵯峨野へ続く歩き旅は
芭蕉の足跡とも重なって 楽しく思える旅でした

ここから続き 愛宕念仏寺 化野念仏寺のお話はまたいつか・・





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