today(2016-05-10)

心が折れた瞬間

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撮影日:2016/05/10　機種: iPhone 6 Plus　ISO: 64　露出: 1/1014 秒　絞り: 2.2　焦点距離: 4.2mm

もういいよ　こんなの　帰る！

早朝　家を出て　楽しみにしていた　伊藤若冲展の会場
見慣れた　東京都美術館に　予て手配のチケットを握りしめて　勇んで到着すると

開場30分前にもかかわらず　既に　美術館入り口より100m以上の長い列です

あなたなら　この列の最後部に並んで
狭い入り口から　ジジババの熱気がこもる　開場へ　身を乗り出す勇気がありますか？
（もちろん若い人もいますが圧倒的に高齢者の独壇場です）


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私は　ありません

私は　もう　チケット破り捨てようかと　思いましたが
じっとこらえて　持って帰り　気の長い友人に上げる事にして　近くのベンチで一休み

若冲は　年々　人気が高まっていくようですね

まぁ誰にでもわかりやすい　細密な筆致で　非の打ちようが無いですからね

18日は　シルバーデイとかで　65歳以上　無料とかって聞きましたが　死人が出るんじゃないかって　

ほんとうに心配になります（笑）

駅から　動物園方面へ向かうと　右側にあるカフェのベンチで　しばし　休憩

気持ちを鎮めて　

「そうだ　森美術館の　年間パス　まだ切れてなかった」

ってことを　思い出して　上野を退散して

六本木へ行きました　

どんなにうまい食い物も

有名なミュージシャンの演奏も　我慢して　見るなら

家で　テレビでも見ながら　お食事したほうが

遥かに幸せな価値観で生きています

若冲は大好きだけど
あんな　修行のような　会場の雰囲気で楽しむが　アートの見方じゃない

何年か前に　代々木で　シャネルだったか　現代アートの展示会を　期間限定で　しかも無料でやったのだけれど
ネットで予約するスタイルで
日時指定のチケットでしたから　並ぶことも殆ど無く
アートの展示は　ああであって欲しいと思ったけれど
その後　同じような　展示にお目にかかったことがない

まるで　GWの鎌倉の小町通りか　表参道のような
会場で　アートを楽しめるか　主催者も考えてほしいものだ


・・と　思っては見ても　所詮　ごまめの歯ぎしり

言ってみただけですよ（笑）

ベンチから　通りを見ていると　駅から雪崩れ込んでくる
人並みが　小走りに　向かっていくのは　ほとんど　若冲・・

お疲れ様です

さぁて　母も明日行くそうですが
どうなんでしょう
あの身長で果たして見ることが出来るのか・・

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