目を逸らすな

都会の景色の中のホームレス


PENTAX K-50 f/11 1/500 63 mm ISO 400

あえて目をそらさず
景色としてのホームレスを見つめてみました

日本は平和憲法を語る前に
巷にあふれる 同じ人としてのホームレスを考えたほうが良い

中には 施設に入れてもいつの間にか抜け出して
こうした 路上生活に戻る人もいるらしいけれど
道路や公園などの公共の場所で 一部を専有する形で生活する人を放置する日本にも問題があろう

法律がないなら 法律を作って ホームレスが新宿の世界的にも有名な公園につながる道路に朝から眠っているの放置すべきではない
(実際はあるのだが有効に機能していない)


続きはReadmoreから







国は 安易に生産人口の減少を口実に移民を促進しようとしているが 
国内のホームレスすら有効な働き手として再生管理することが出来ないのに 

法整備も受け入れ対応もまともにできない
能無しの役人が民間と一緒になって
安易に 移民を促進したら 日本は内側から壊れていく

厳寒の道端で寝泊まりする”人”がいて

一方で ”可愛い猫”は保護されて 餌をもらい 温かい寝床を確保し 病院へも連れて行ってもらえる

基本的人権って どういう意味なんだろうね
犬や猫に劣る路上生活をする人がいて その横をまるで誰も居ないように 見えないように素通りする





多くの人にとって 彼らは 景色の一部であって 人ではないのかもしれない







路上で暮らす彼らが 人に帰るのは
その生命を終わらせた時・・か

私は なぜ 日中に人の多い場所で眠っているのか不思議でした

しかし 人の多い場所でないと 馬鹿者がいたぶったり襲撃して危害を加えるんです

だから 生活も昼夜逆転の生活で夜行性になり
夜は少しでも暖かい場所を求めて歩き回る








働けよって 言うのは簡単なんだよね

景気のいい時は 仕事も周るけど
今は 搾取して搾りかすのような 低賃金の仕事しか無くて
家なしの状態から 立ち上がれない

1日空き缶を拾って 800円から1000円の収入を得て昼は身体を暖めるために酒を飲み仮眠を取り 夜は少しでも暖かい場所を求めて歩き回る

自殺も多いし 健康状態も悪い

外でみるほど気楽ではないし 昼間から路上に寝ていても 夜には安心して眠ることさえ出来ない現実がある

私は もうすぐ定年って歳まで何とか働いてるけどね
人間なんて ちょっとした人生の歯車狂うだけで
こういう生活をするかもしれないんだよ

会社が倒産した人 病気で仕事が出来なくなって 再就職できなくなった人

親頼みのニートが 親が死んで生活できなくなった人


世の中には矛盾がいっぱいあるんだ


こちらに 今の日本のホームレスを理解する上で参考になるページが有りました

大阪のホームレス支援のNPOサイトです

核家族化が進む現代では
いつ誰が 家を失い路上生活者となるのか
そして 如何にその生活が過酷なものか
別な世界の話としてでなく 
目を背けることなく 向き合う必要を感じます


国も自治体も絵空事のホームレス対策をPDFにして公示していますが
例えば 明日からホームレースになる状況の人が
何処の窓口へ行けば 少なくとも最低限の寝床と食事が確保されると言うわかりやすい仕組みができていません

国も自治体も ホームレスを放置して セーフティネットは機能していません


今 自分の健康の心配をしていられるのは幸せなことです

そして 自分もそしてその家族も いつ 普通 の生活から転げ落ちるかわからない 危うい社会なんだと







※こうした人撮るという行為に対して批判もあろうかと思いますが 個人が特定できない向きで撮影しています
 景色の中のホームレス
 それはそこに存在するのに人々から無視され 存在を否定さているかのように見える人
 でも実際は生活の中でいつでも我が身に置き換わるかもしれない現実を見つめたいと思いました




いつもご覧頂きありがとうございます

コメント

  1. こんにちは。ご挨拶がすっかり遅くなってしまい、申し訳ありません(汗)
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    見て見ぬふりをして通り過ぎる、わたしもその中のひとりであることは否めません。
    幸か不幸か、未だ一度もこういった方々を直に拝見していないせいもあるかもしれませんが…

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    1. 野津征亨さん
      いつもありがとうございます
      こちらこそ本年もよろしくお願いいたします

      私の住んでいる人口10万ほどの街でも
      川にかかる橋の下を中心にブルーシートにダンボールの
      ホームレスの家が散見されます
      気に留めなければ 人が住んでいるとは思えないかもしれません

      でも首都東京の駅の近くに多くのホームレスが居るのは
      私には異常に見えます
      行政は彼等を追い出すだけでなく 人として扱ってほしいですね
      切なくなります

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  2. 耳の痛い話です。
    ウチにも猫は3匹います。
    言い訳めいてしまうのですが、
    1匹は紙袋に入れられて捨てられ手にケガをしてボロボロになっているところを動物病院に保護されていた子でした。
    もう1匹は同じく動物病院の里親募集のチラシに載っていた子でした。
    最後の1匹は種猫として悪徳ブリーダーの元で、ずっとゲージに閉じ込められてただ子猫を産ませるためだけに存在していた子でした。
    健康状態が悪く、今でもまだ病院通いが続いています。

    それでも勝手ですよね。
    私も自分の見たい風景しか見ていないのかもしれません。

    いつか足元から崩れてしまうかもしれない、生活を支えにしながら。

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    1. ゆめたさん

      こんばんは^^

      不躾な物言いで申し訳ありません
      人の命も猫の命も大切ですが
      同じ生命でありながら ”可愛い” が生きる条件 もしくは命の選択の条件になっている現実に釈然としない部分があり
      問題定義として比較対象にしてしまいました
      しかしそれが可哀想な猫がいたら当然見過ごせないのは承知しています
      私もそうします

      でも同時に 真冬の寒さの中で 一晩中あるき続け
      昼にやっと仮眠を取りながら 空き缶を拾い 命をつないでいる人がいる・・・

      時々 駅前で彼等は雑誌を売ったりしています
      ビッグイシューと言う雑誌で ホームレスの直接支援でなく
      イギリスで生まれた 仕事を提供することで自立を支援する事業だそうです
      もし機会があったら それを購入することで手助けになるかもしれません

      私も出来ることは少ないのですが
      目の前でそうした活動を見たら 応援したいと思います

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  3. ビッグイシューという雑誌の名前は聞いたことがありましたが、そんな活動をされていることは初めて知りました。
    実際に販売をされているところを見たことはありませんが、見かけた時は応援をさせていただきます。
    「homedoor」さんにもお邪魔をさせていただきました。
    本当に知らない現実が多くあり、恥ずかしくなります。

    教えてくださり、ありがとうございました(^^)

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    1. ゆめたさん

      こんばんは^^

      ビッグイシューは読めば面白い雑誌です

      人にレンズを向けることがはばかられる時代です
      私のような写真を撮ることは批判も多いと思います
      でも不安の多い世の中で疑問に思うことを素直に発信したいと思います

      コメントをありがとうございます
      こうした内容に考えを聞かせていただけてとても有難いです

      これからもよろしくお願いいたします

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  4. Plateau さん、お久しぶりです^^

    ホームレスは、他人事とは思えません。
    いくつか不幸が重なっただけで、私たちの生活はどうなるか、分からないものだと思います。

    ビッグ・イシュー、いつも買ってます。
    販売員さんたちは、いろんな方がいらっしゃいますね。
    定職に就くことになって、「これで販売員やめます」ということになると、
    こちらまで嬉しくなります。

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    1. Arianeさん お久しぶりです^^

      ビッグイシュー 以前は有楽町でよく見かけたのですが
      最近ではなかなかみなくなりました
      特別なことをすることだけでなく
      普段からの心がけで機会があったら
      さり気なく手を差し伸べたいですね

      いつもありがとうございます

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