音楽寺の桜

秩父札所二十三番 音楽寺

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PENTAX K-50 f/7.1  1/800  18 mm ISO 200

毎年　楽しみにしているお寺の一つです
清雲寺とは少し時期がずれるので
一緒に見られることは少ないのですが
今年は　清雲寺が遅めで　秩父の平場が平年並みだったので丁度良い時期に当たりました

昨年は　雪で　この十三賢者の地蔵も中央の屋根が壊れていましたが　今年は雪も少なく難を逃れたようです

ただ気になるのは　正面の桜の木が
毎年少しずつ枝が少なくなっているようです

秩父の街を見降ろす高台ですから
環境も厳しいのでしょう

この花見のドライブでは父と母も一緒ですが
母は足が辛いので　この上まではこれません

行動の幅は狭まってきては居ますが
気に入ったものを観に行きたいという　欲求はまだ消えていないので　これからも　季節の輝きを一緒に観られるように頑張って欲しいと思います

それでは　音楽寺の桜　御覧ください




音楽寺は駐車場からまっすぐ寺へ抜ける道がありますが
左に斜面があって　その上の開けた丘の部分が
周囲を桜に囲まれて　下から見上げても
その広場に立って周囲を見回しても　本当に桜の囲まれ感が幸せな気持ちにさせてくれる場所です

参道を上がって　見えてくる桜の下には六地蔵

本堂脇には　名前の音楽寺からご利益を与ろうと
演歌系の歌手の奉納やサインなどが飾られています

父です

私は　自分の写真を撮るのも

緊張して表情が固くなって　がっかりするのですが

父は　撮られるのが好きで　いつも照れること無く

お気に入りのこのポーズで　カメラの前に立ちます

ここへ来ると　いつも思うのは
貧しい農民たちが　命をかけて戦った困民党の蜂起のこと

秩父の街を見降ろすこの寺の鐘の音を合図に
その事件は始まりました
今もその時の鐘は　音楽寺で時を告げています

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