春のスケッチ

風は冬・・陽射しは春の入り口

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PENTAX K-x　1/2500　50 mm　ISO 200

僅かな陽射しの温もりを幸せに感じたのもつかの間・・
南風は突然北風に変わり
肌をさすような冷たい風になります

それでも 梅の咲く頃の今の季節は
希望がいっぱいですね

春とは名ばかり・・そんな言葉もつい出てしまいますが
着実に季節は巡っています

今年はあまり遠出をしないで　しばらく近場でおとなしくしています

いつもの花巡りの散歩は
東京大仏の乗蓮寺から赤塚植物園です



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冬の葉の落ちた枝は一見寂しく感じますが
その枝の中には 春の芽吹きの準備がちゃんと進んでいます

澄んだ空気の青い空を見上げた時
立派なイチョウの細かな枝の先に光があたって
繊細な模様を浮かび上がらせています

私は秋から冬にかけての
こうした木の枝や枯れ葉の創り出す景色が好きです

高速道路の建設により

この地に移転されてここでの歴史は古くはありませんが

将軍家の後ろ盾もあったようで

入り口の門には　葵の紋が入っています

この東京大仏は　初めてみたときに

量産型のロボットみたいだと思ったものですが

改めて鎌倉や奈良の大仏と比べても

中々すっきりとした男前だと思うようになりました（笑）

お寺や神社はね　こうした塀の屋根越しに見える梅や桜が

情緒を感じさせてくれますね

背景は青い空なので　セオリー通りの構図ですが

曇りや雨では　花だけを撮ります

植物園にやってきました

まだあまり咲いている花は少なくて

クリスマスローズが元気よく咲いているのが目立ちました

　

ここではマンサクさえまだ観ることが出来ません

サンシュユや沈丁花もまだ少し眠いようで

羽が開くのはもう少し先です

でも　時々　葉の落ちた枝に

カマキリのタマゴがついているんです

カマキリって生まれてくるところは感動しますよ

姿かたちから敵役のイメージがありますが

人間にとっては概ね益虫でしょう

私は好きな昆虫です

万葉園の方には　福寿草が咲いていました

そして　椿の植え込み

花はもう終わりでしょう

これはね　セリバオウレンって言うんですよ

小さな可憐な花で　これからだんだん

キンポウゲ科の花が咲いてきますが

ニリンソウとか　ヒトリシズカとか

ちょと間を空けると花が終わってしまうんですよね

公園といえば猫

首輪がついていますが　公園猫です

猫好きのおばあさんが時間があると四阿で日向ぼっこをしながら

猫に餌を上げています

ここにも　カマキリの卵

そして　蝋梅

ここは　網が張ってあって　端っこの枝しか撮れません

ヒヨドリがえげつなく食べちゃうんですね

今日は　まだ　おばあちゃん来てないんだね

声をかけたけど　一瞥して　四阿の方へ行ってしまいました

もうすぐ　このあたりもニリンソウが咲き始めるでしょう

こうして毎年季節を追って　写真を撮り続けています

最近気がついたんですが
変わらないつもりでも　視点が少しずつ変わっていくものですね

コレクションするように有名な観光地で
何処かで見たような　シーンをトレースして満足していたこともありましたが

少し　被写体への向かい方も変化が出てきたように思います

もちろん　刺激を受けて行ってみたい　見てみたい場所はありますが　それでも　私が求めているものは
他の人を出し抜いて　渾身の1枚をものにするようなことじゃないと思っています

単調でも続けること

職人のように　少しずつ　磨き上げて　自分の納得する写真を撮ること

幾つまで続けられるか分かりませんが
もっともっと写真を撮り続けたいと思います


話は変わるんですが・・
ここ数日　ロシアから私のブログをご覧頂いている方が増えています

不思議な事ですが　数ヶ月に一度くらい

1週間くらいに渡って　毎日　300人くらいの訪問があります
普段は　60人から80人位なんですよ

不思議ですね

いずれにしても　どのような感想をもって御覧頂いているのか　気になりますが　楽しんでいただければ幸いです＾＾

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いつもご覧頂きありがとうございます