today(2015-08-16)

送り火

撮影日2015/08/16 機種: PENTAX K-50 ISO: 3200 露出: 1/30 秒 絞り: 6.3 焦点距離: 31mm

13日から3日間の滞在でした

精霊は迎え火の時と同じように
縁側の廊下から蝋燭の火となって帰っていきます

去年までは 何とか歩いて行った母も
今年は車で行くことにしました

歩いても10分

その10分がしんどくなった

同じ市内でも お盆の迎え方は色々で
玄関先で 迎え火をする地域もあります

今はこうして お盆の行事が出来ますが
私達の次の世代は もう無くなっているでしょう

プライベートな行事ですが 記録の意味で残します

Readmoreから どうぞ








ここへ向かう途中で何人か 同じように送り火をする人にあいました

一人なんですよね

一人で 送り火か・・












墓は昔の村だった頃から 離れた駅の近くにある お寺が菩提寺となっていますが
ここは地元の人が建てた小さなお堂です

施餓鬼が15日にお堂の入り口に並べられて
送り火の時に自分の家のものを 取ってお墓へ








お花

お線香

精霊馬


施餓鬼をこうして毎年頼んでも
死んだら戒名もらっても
仏教徒として 自分が信者である自覚はないんですよ

近くにお墓があって こうして古くから続くお盆の行事を行うことは 何の抵抗もないし
先祖に対する感謝の気持は子供の頃から変わらずにある

両親を送り出したら きっと私は 今の寺の檀家をやめるだろう

私ははっきりと 仏教を含む総ての宗教を信じていないから

でも 見えない何か・・・

唯一神でなく 日本人として 八百万の神とか
自然神というか 人知の及ばない力を感じてるんです

最近 風葬でもいいって人増えてますよね

それは ある意味諦めなんですよ

今の自分が未来へと繋がっていないこと

子供がいても 自分の墓をきちんと大切にしてくれるような環境ではないし

自分も既に親の位牌やお墓について
過去からのしきたりを断ち切っている

それもまぁ 仕方がないんでしょうね







いつもご覧頂きありがとうございます

コメント

  1. 今日お墓参りをしてきました。
    何せお墓は飛騨高山ですから行くまでに3時間かかります(^^ゞ

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    1. まり姫さん

      お疲れ様でした〜
      飛騨高山が故郷なんですね
      羨ましいようですが 大変ですね

      無事に戻られてなによりです^^

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  2. 場所によって色んなおくり方があるんですね。提灯をさげて行くというのは知っていましたが以前お盆中に出掛けた先で玄関の前で火を焚いているのを見たことがあります。初めて見た時には誰もいないのに家の前で小さく燃えている火が揺れていて不思議な感じがしました。
    platea Uさんと同じで私も特に信じている宗教は無いのですが自分の中に見えない何かの居場所がちゃんとある。八百万の神様はいると思います。
    諦め・・・たしかにそうですね。後を継ぐ子供も一人っ子が増えたり違う場所に暮らしたりもしてどんどんそうなっていくのかなと思います。


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    返信
    1. 匿名さん

      おはようございます^^

      同じ埼玉県いや市内であっても送り火のやり方が違うようです
      私の家は農家で近所では 自分の田んぼの端に個人のお墓があったりします
      ご先祖様が田んぼを見守っているというのか
      とても 日本を感じさせる景色です

      いつもご覧頂きありがとうございます^^

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