ねこ日和(No.019)

ホームレスに飼われている猫

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FRD-L02　f/6.3　1/272　4.5 mm　ISO 50

昭和のガキ大将のような雰囲気を持っています
橋の下の土手にへばりついた
戦後のバラックのような建物

周囲にはゴミが散乱していて
廃材や捨てられたゴミを利用して家が作られている

流しにトイレ発電機にテレビのアンテナまで

もし大きな災害が起きたら
一番生活が安定しているのは彼等かもしれない

そこで数匹の猫が飼われている

散歩で馴染みだが　どの子も人になついている

もしかしたら　飼い主は意外と優しい人なのかもしれない






ちょっとピンボケで失礼します
彼女は　お腹に子供が居るのに　人が好きで
写真を撮ろうと構えても直ぐに寄ってくるので
どうしてもボケてしまうのです

そして少し離れると

また頭をスリスリしてくる

ブサ猫ちゃんなのに　とっても愛らしく感じて

そのまま仔猫ごと引き取ってしまおうかと

一瞬　頭によぎるほどでした

その姿をじっと見つめているのが彼

彼も性格は穏やかですが
少し警戒しています

しばらく座ってじっとしてると距離を縮めてやってくるんですよ

ここは住宅地の公園よりもずっと安心できる場所かもしれません

病気になっても病院へ連れて行かれることはないだろうけど
それでも　猫にとっての普通の幸せがあるように思えます

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