凛の疵跡(2)

品川、紀尾井町そして横浜


PENTAX K-50 f/5.6 1/1000 18 mm ISO 200

初めて凛にあったのは品川だった

桜の少し先の頃で
慣れない場所での待ち合わせで早めについた私は
ヨットのつながれた港を散歩していた

記憶に残るのは ナガミヒナゲシの花
天気が良かったこと
カモメの低空飛行と海の匂い

そして大きなカバンを肩にかけて
ベレー帽を横にかぶった凛

眼鏡の奥の瞳がはにかんだように笑った




以下は定形の説明

恋愛というのは 男も女も傷つくものだ
これまで付き合ってきた中で 
自分自身が傷ついたこともあったし
相手を傷つけることもあった

今でも 時々 思い出すんだよね

別れ際に 言われた言葉とか
一番楽しかったこと
びっくりしたこと

例えば そのフレーズを写真と一緒に 散文的にのっけても誰にも分からない

歳を重ねて だんだん艶っぽい話から遠ざかり
枯れていく過程で 強い感情に流されること無く
写真から来るイメージと
女性のこと 愛情のこと 恋愛のこと
そんな色や形が 自己満足でありながらも表現できればいいなと思っています

そしてこれは共感を得るテーマでなく
自分の痛みや疵の疼きが
フラッシュバックのようにやってきたときに残しておくページ(笑)








いつもご覧頂きありがとうございます

コメント

  1. 人生を振り返ってみるのも いいものですね! 
    所詮、この世は男と女 色んな出会いもあれば別れもありですよね(*^。^*)
    淡い初恋から、忘れられない恋、悲しい別れなど
    自分の心にしまっておきたいですね(笑)

    今日は、コメントありがとうございました。
    次に撮影する時には
    マイナス補正してみますね゚゚(#^.^#)

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    1. ”老い”を感じるようになって
      そろそろ恋とか愛情とかそういうものを俯瞰で見られるような気がします
      でも 今の自分をつくった思いでなので
      良いことも悪いことも傷のかさぶたとして
      時々思い出したいと思います^^

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