おとぎ亭

母のお気に入りの宿


撮影日:2016/04/26 機種: iPhone 6 Plus ISO: 40 露出: 1/30 秒 絞り: 2.2 焦点距離: 4.2mm

過日過ごした 昼神温泉の小さな宿

「おとぎ亭」は昨年初めてこちらへ訪れた際
ネットで調べた温泉協会のサイトから
予約した宿でした

こちらの 宿の魅力は 何と言っても ”女将”とその感性です
若女将も息子さんも この 小さくてちょっと古い宿を 熟成した古酒のように 味のある素敵な宿にしているようです  

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今回は 外観の写真は撮りませんでしたが
外から見ると 小料理屋のような作りです

平屋かと思いましたが 奥へ行くと 2階があって
少しずつ 増築されたのでしょう

今回は 部屋が2階でそのことだけが 母の不満となりました





チェックインは 入って 右手・・畳の喫茶スペースのような部屋に通されます
そこで 若女将から 宿帳の記入と簡単な説明
お茶のサービスなどもありますよ









こちらは カウンターです
チェックアウトはこちらですが チェックインは 上のスペースでゆったりと





奥に見えるのが チェックインで 通されるスペースで
手前が 展示スペースになっています





女将の 趣味で 毎回 この空間だけでなく
宿に 装飾や 絵画に花どが配置され
なかなか 素敵な空間となっています

今回は 源氏物語を イメージしたと おっしゃってたかな




広い大きな宿ではありませんが
手入れの行き届いた 使い込まれた家具を愛でるような
そんな 雰囲気です









これも ガレとかドームとか高価なものではありませんが
全体の雰囲気が しっくりと馴染んで
レトロな雰囲気が心地良い感じです




これは エントランスの装飾の一部
おとぎ亭 と言うのは おとぎ話の おとぎです

衣装や小道具は 家に伝わるものだったり
女将手作りだったり





廊下の角にも こうした 心配り

毎日 活けこみなどを管理するのも大変でしょう





灯りの後ろに立てかけられているのは
着物の帯です

古い反物や 帯などが 家具や小物と上手く配置されて
和と 古めの 洋 が ミックスされて
しっくりと 昭和初期か大正時代のような
居心地の良い 空間を作り出しています




フランネルフラワーですね

私も好きな花です





中庭の石像です
木魚を枕に 寝入ってしまった 小僧さんでしょうか

中庭を挟んで 風呂があります











二階へ上がる 階段です





スタンドの 奥の絵は 女将の自筆の絵ですが
母のお気に入りです

待合のコーナーに 田辺聖子さんの本が沢山あって
田辺聖子の ファンである母も喜びましたが
この絵のタッチ 私も気付きましたが
田辺聖子さんの 本の表紙の絵に似てるんですよね

他にも 昔話を 題材にしたものとか

沢山の 絵を廊下の壁などで見ることが出来ます






深夜の撮影で帰ってきてからの
朝風呂です

一人で ゆっくりと お風呂は 肌がすべすべになりました
泉質はアルカリ性単純硫黄泉(ph値9.7)




浴衣は 大中小・・・私のは大ですが 少し短いようでした
浴衣用の羽織の色がいい感じで好きです

う〜ん こうして 肉のおちた顔はやはり 父に似てきたかもしれません(笑)





時間は前後しますが 夜は 懐石料理でした

豆乳しゃぶしゃぶです



メニューはこちら

去年も素晴らしい料理でしたが 今年も 新メニューで
素晴らしい趣向でした





これなんだか 分かりますか?
お造りですが 大きな椀に入っていて ドライアイスで 煙が・・・
そう 玉手箱なんです

開けると 白い煙がモクモクと





お魚も 川魚は苦手ですが
ちゃんと完食しました










山菜の天麩羅


いやぁ 美味しかったです






そして 最後 食事が終わって 部屋に戻ると 布団が敷かれていて 奥のテーブルにこれが

お夜食に どうぞ ということで 小さな おむすび(笹巻きちまき) が2つ

翌日に食べようと 楽しみにしてたら
父が 2つとも食べてしまいました(笑)

来年もまた 花桃の美しい時期に来ることができたら・・・

その時は 必ず 部屋は 1階でと お願いすることにしましょう









いつもご覧頂きありがとうございます

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